ハウスメーカーに転職するメリットは?仕事内容や向いている人について解説


ハウスメーカーに転職したらどんなメリットがあるんだろう?
建築業界でのキャリアを考えるにあたり、ハウスメーカーで働くことを視野に入れたことはありませんか。
しかし、ハウスメーカーでは具体的にどのような仕事をするのか、自分に向いているか分からず、迷うこともあるでしょう。
そこでこの記事では、ハウスメーカーに転職するメリットやデメリット、職種ごとの仕事内容、そしてどんな人が向いているかを詳しく解説します。
- ハウスメーカーに転職するメリット・デメリット
- ハウスメーカーの転職する前に知りたい仕事内容
- ハウスメーカーの転職に向いている人
ハウスメーカーで設計担当をしていた私が解説します。
転職先としてハウスメーカーを考えている人はぜひご覧ください!

ハウスメーカーに転職するメリット
建築業界の中でも、ハウスメーカーへの転職には、多くの魅力があります。
ハウスメーカーへの転職で得られる主なメリットを、詳しく見ていきましょう。
住宅に関する知識が身につく

ハウスメーカーに転職すると、住宅に関する幅広い知識を身につけられる点が大きなメリットです。
家の構造や設計、内装や設備だけでなく、顧客の予算やライフスタイルに合わせたローンの組み立て方など、金融や暮らしに関する幅広い知識も求められます。
家づくりに関する知識は、業務で活かせるだけでなく、将来マイホームを持つ際にも役立つでしょう。
また、実際に多くの住宅に触れることで、自宅の理想的なデザインや設備についても具体的なイメージが持てるようになります。
常に新しい情報に触れられるので、自己成長の糧となる環境が整っているのも魅力です。

お客さまの人生の節目に出会える

注文住宅の購入は、お客さまにとって人生で最も大きな買い物であり、一大イベントです。
そのため、ハウスメーカーの仕事では顧客の夢や理想を形にする過程に深く関わることができます。
打ち合わせを重ね、家族のライフスタイルや価値観を反映したプランを提案する中で、お客さまとの信頼関係が築かれるのも魅力です。
完成した家を前にした顧客から感謝の言葉を受け取る瞬間は、この仕事ならではのやりがいです。
また、その家で家族が新たな生活を始める姿を想像すれば、自分の仕事が誰かの人生に与える大きな影響を実感できます。
家づくりを通して、多くのご家庭とおつきあいが始まります。

収入が高い
ハウスメーカーの仕事は、努力次第で高収入が期待できる業界の1つです。
特に営業職は歩合給が採用されることが多く、住宅の販売件数やノルマの達成度合いに応じて、インセンティブが支給される仕組みです。
そのため、やる気と成果次第では年収1,000万円を超えることも可能でしょう。
また、大手ハウスメーカーは中小企業に比べて平均年収が高く、安定した収入を得られる傾向があります。
収入アップを目指すなら大手企業でのキャリアを検討するのも良い選択肢です。
ハウスメーカーの営業職と設計営業は、エースポジションです!

ハウスメーカーに転職するデメリット
ハウスメーカーは安定した需要があり、転職先として人気がありますが、実際には注意すべき点もあります。詳しく見てきましょう。
ノルマや高い目標がある

ハウスメーカーでは、年間数棟の契約など厳しいノルマや高い目標が課される場合があります。
特に、注文住宅を扱う場合は契約まで時間がかかるため、商談の件数や面談数といった過程にも目標が設定されることがあります。
一方で、建売住宅では契約期間が短い分、より多くの契約目標が求められ、見学会の実施回数など具体的な活動目標も加わることが一般的です。
このような実力主義の環境では、闘争心や目標達成意欲がない人にはデメリットに感じる場合があるでしょう。
土日に休日がとれない

ハウスメーカーでは、モデルルームの見学会や商談が顧客の休日に合わせて土日は出勤で、平日に休みをとるケースがほとんどです。
特に営業職では、土日は休めないことが多いでしょう。
また、設計職でもクライアントとの打ち合わせが土日に入ることが一般的で、完全な土日休みを確保するのは難しい場合があります。
さらに、施工管理職では現場作業の進行状況に応じて残業が発生しやすく、忙しいスケジュールに追われることも少なくありません。
必ず土日に休みたいという方は、ハウスメーカーの中でも、働く部署を選んだ方がいいです。

ハウスメーカーに転職する前に知りたい!仕事内容は?

ハウスメーカーで働くといっても、その仕事内容は職種によって大きく異なります。
- 営業職
- 設計職
- インテリアコーディネーター
- 施工管理職
- 事務職
- 営業事務
- 技術事務
職種ごとの具体的な仕事内容について詳しく解説しますので、自分の適性や興味に合った仕事を見つけるための参考にしてください。
営業職

ハウスメーカーの営業職は、家づくりを希望する顧客との商談を通じて成約を目指す仕事です。
飛び込み営業は基本的になく、会社に問い合わせをした顧客や住宅展示場に訪れた方への対応が中心となります。
顧客の希望や条件を丁寧にヒアリングし、その内容を設計職や他部門に正確に引き継ぐことで、理想の住まいを形にするサポートを行います。
また、住宅は高額な買い物であるため、商談は複数回にわたることが一般的です。
注文住宅の場合、実物がない分、模型や図面を使った説明が必要で、建築士との連携が重要になります。
そして、契約後のアフターケアや問い合わせ対応も含まれるため、顧客との信頼関係が求められる職種です。
設計職

ハウスメーカーの設計職は、顧客の要望を聞き取りながら理想的な住まいの図面を作成する仕事です。
一般的に、建物の基本的な構造や部材はあらかじめ決まっている場合が多いため、間取りや設備配置の調整が主な業務となります。
また、作成した図面を基に顧客と打ち合わせを行い、改善案を反映させることも重要な役割です。
設計力はもちろん、顧客の希望を的確に理解し、提案するコミュニケーション能力も求められるため、幅広いスキルが求められます。
企業の体制によって、営業設計(基本設計をする)と実施設計に分かれていたり、一人の設計士が「営業設計〜実施設計」まで担当したりと、さまざまです。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、住宅の内装や照明、家具の配置などを提案する仕事です。
住み心地やデザイン性に大きく影響するため、顧客の要望を丁寧にヒアリングすることが重要です。
設計担当とチームを組んで作業を進めることが多く、連携力も求められます。
また、顧客や他職種との打ち合わせを重ねる中で、相手の意図を理解したうえで提案できるコミュニケーションスキルが必要です。
デザインへの興味と対話力を活かせる職種と言えるでしょう。
施工管理職

施工管理職は、設計職が作成した図面を基に住宅建設の計画や工事の進行を管理・監督する仕事です。
主な役割は、決められた納期と予算を守りながら、スムーズにプロジェクトを進めることです。
設計職や現場の職人との調整役として、円滑な連携が欠かせないため、高いコミュニケーションスキルが求められます。
また、計画性や柔軟な対応力も必要であり、現場全体を把握しながら効率的に工事を進められる能力が重要です。
事務職

ハウスメーカーの事務職は、社内で働く人々を支えるサポート役です。
業務は主に営業事務と技術事務に分かれ、営業事務は営業活動の補助、技術事務は設計や施工管理のサポートを行います。
営業事務
営業事務は、営業職をサポートする幅広い業務を担当します。
住宅展示場での受付や来場者への接客、商談に必要なプレゼン資料の作成、契約書類の準備などが主な仕事です。
営業が多忙な時には、顧客対応や簡単な説明を行うこともあり、柔軟な対応力が求められます。
サポート役として重要なポジションでありながら、円滑に会社全体の運営を支える役割を担っています。
設計・建設事務
設計や建設事務は、設計職や施工管理を支えるサポート業務を担当します。
具体的には、必要な書類の作成や整理、データ管理などが主な仕事です。
営業事務と異なり、クライアントと直接関わる機会は少なく、事務作業に集中するポジションです。
設計や施工を円滑に進めるための重要な役割を担いますが、業務内容は会社ごとに多少異なることもあります。
ハウスメーカーの転職に向いている人は?

ハウスメーカーの仕事は、多くの人と関わりながら進めるため、特定の資質や性格が求められることがあります。
お客様との信頼関係を築く営業職から、設計や施工管理の現場を支える技術職まで、求められるスキルはさまざまですが、共通して向いている人の特徴を見ていきましょう。
自分に当てはまるかどうか、ぜひ確認してみてください。
面倒見のいい人
ハウスメーカーの仕事では、顧客一人ひとりのニーズや価値観に寄り添い、適切な提案が求められます。
顧客によって要望や優先事項が異なるため、しっかりヒアリングを行い、その人に合ったアドバイスができる人が向いています。
また、家という人生の大きな買い物に関わるため、顧客の不安や疑問を汲み取り、丁寧に対応する姿勢が重要です。
そのため、面倒見がよく、相手の気持ちを理解しながら行動できる人は、ハウスメーカーで活躍しやすいと言えるでしょう。
好奇心旺盛な人
ハウスメーカーの仕事では、常に新しい知識を吸収する姿勢が求められます。
営業職では住宅ローンや法律、税制に関する幅広い知識が必要となり、設計職では最新の住宅トレンドやデザインを追い続けることが重要です。
そのため、好奇心旺盛で、新しい情報を積極的に学べる人に適した仕事と言えます。
また、業界の変化や顧客ニーズを敏感に察知し、それを楽しみながら取り入れられる人ほど、やりがいを感じやすいでしょう。
住宅や建築への興味がある人には特におすすめの環境です。
まとめ:ハウスメーカーの転職は未経験でも可能!
ハウスメーカーへの転職は、未経験でも挑戦できる可能性が十分あります。
住宅業界は安定した需要があり、専門知識やスキルを習得することで、長く活躍できる分野です。
また、住居に関する幅広い知識が身につくことや、顧客の人生に寄り添いながらやりがいを感じられる点も魅力です。
一方で、休日出勤やノルマなどの課題もありますが、それを補う収入やキャリアの成長が期待できます。
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