CADオペレーターにおすすめの副業9選!始める前に知っておきたいことも解説
CADオペレーターとして働きながら、副業を始めてみたいと考えている人もいるかもしれません。
副業を始めることで年収アップが目指せますし、自身のスキルアップも狙えます。
では、実際に副業を始めるとしたらどんな仕事が良いのでしょうか。この記事ではCADオペレーターの人におすすめな副業を9つ紹介します。
実際に私が経験したことのある副業も紹介します!
また、副業をすることのメリットや、事前に知っておきたい注意点も解説していきます。副業を検討している人は是非ご覧ください。
CADオペレーターの副業!在宅でできるもの
CADオペレーターとして働きながら副業をするのであれば、休日などの空いた時間を使って自宅で作業できる仕事が最適です。
これなら本業に影響をきたすことなく、無理せず続けられるでしょう。
具体的には以下の3つのような仕事が副業に向いています。
- Webライター
- ブロガー・アフィリエイター
- CAD製図
それぞれについて、詳しく解説していきます。
Webライター
Webライターは主にインターネット上に掲載されるさまざな記事を執筆する仕事です。
特別な資格がなくても始められ、在宅作業が可能なのでCADオペレーターの副業としておすすめです。
初心者向けの案件も多いので経験が少なくても比較的案件を見つけやすい仕事でもあります。
CADオペレーターのスキルや知識を必要とする記事の執筆であれば、自身の強みを活かすことも可能です。
専門性の高い記事は単価も高くなるため、収入アップを目指しやすくなります。
私はWebライターの副業もしています。コツコツ文章を書いていく作業は、図面を描く作業とも似ているのでCADをやっている人にはおすすめです。
私がWebライターの副業を始めたきっかけについては以下の記事で記載してますのでよろしければご覧ください。
ブロガー・アフィリエイター
ブロガーとはブログを公開・運営している人のことを指し、アフィリエイターとはアフィリエイト(成果報酬型広告)を利用して収入を得る人のことを指します。
自身のブログを立ち上げ、ブログ内に成果報酬型広告を掲載することで収入を得る形になります。
ブログ自体はすぐに始められますが、収入を得るためにはブログを公開し多くの人を集める必要があります。
実際に収入を得られるようになるまでは早くても半年、遅ければ1年以上かかることも少なくありません。
地道な作業が苦にならない人には、ブログが向いていると思います。
ブログを始めるときには、他のブログとの差別化を図りオリジナリティを意識することがポイントです。
CAD製図
CADオペやってるのにCADの副業?と思うかもしれませんが方法としてはアリだと思います。
業務委託で本業とは別にCADの仕事を受託する方法です。
私はフリーランスなので企業と業務委託契約を結んで、出来高制で仕事をしています。
副業でCAD製図をやる場合は、時給制ではなく出来高制で行うのが現実的と言えます。
ただ、同業他社の設計図や図面を扱うことになるため、機密情報の扱いには十分注意する必要があります。
情報漏洩が起きないよう、重要な情報はしっかり管理することが求められます。
業務委託としてCADの仕事を受託する方法は以下の記事をご覧ください。
CADオペレーターの副業!趣味を活かす
自身の趣味を活かした副業をするというのも良い考え方の1つです。普段から趣味にしていることであれば経験・知識も豊富ですし、すぐに仕事として始められるでしょう。
趣味を活かした副業としては以下の3つが例として挙げられます。
- ハンドメイド販売
- イラストレーター
- 写真
写真を撮ることや絵を描くこと、アクセサリーなどの小物を作るのが好きという人は副業にしてみると一定の収入が狙えます。
ハンドメイド販売
アクセサリーや小物などをハンドメイドで作り販売する方法です。
一定の経験や知識が求められるハンドメイドでのものづくりですが、趣味で以前から作っていた人であれば副業としてのハードルもそれほど高くありません。
私は、minnneというハンドメイドサイトでファブリックパネルやインテリア小物を販売する副業をしていました。ものづくりが好きな人にはおすすめです。
フリマアプリやハンドメイドサイトを利用して販売したり、ネットショップを立ち上げて販売する方法があります。
特にフリマアプリであればサイトを作成する手間もかからず、すぐにでも販売を開始できて便利です。
商品が売れなければ収入も得られないため、いかにして多くの人に買ってもらえる商品を作れるかが鍵となります。
他の商品との差別化を図るなど工夫が求められます。
まずは、minneでどのようなハンドメイド作品があるのかリサーチしてみるのもおすすめです。
イラストレーター
「ココナラ」をはじめとしたマッチングプラットフォームを利用し、自分で描いたイラストを販売する副業です。
イラストレーターというとプロとの競争が激しく難しそうなイメージを持たれるかもしれませんが、副業でやっている人も少なくありません。
購入者の要望に沿ったイラストを描くことになるため、相手の要望を正確に捉える能力が重要です。
各種SNSで自身のイラストを公開しアピールする方法もあります。
マッチングプラットフォームと併用すればより多くの人にイラストを見てもらえ、仕事をもらえるチャンスが広がります。
イラストの副業をするなら、ココナラがおすすめです。
写真
撮影した写真を販売して収入を得る仕事です。写真の販売はストックフォトサービスを利用するのがよいでしょう。
ストックフォトサービスとは、写真を個人や企業などに素材として販売できるサービスのことで、自分が撮影した写真が誰かに購入されると使用料が入ってくる仕組みです。
しっかりと収入を得るためにはニーズに答えられる写真を販売する必要があります。
また、たくさんの写真を販売するほど購入してもらえる可能性が高くなりますから数も重要です。
CADオペレーターの副業!スキルを活かす
興味のあるスキルがある、これから身につけて稼ぎたいという人には、少し難易度の高い以下のような副業の選択肢があります。
- 動画編集
- Webデザイナー
- プログラマー
それぞれの副業について、詳しく見ていきましょう。
動画編集
動画編集の仕事は、素材となる動画に効果音やテロップを入れるなどし、ユーザーが見やすい動画に編集していくのが主な業務内容です。
編集作業は初心者だと難しいため、一定のスキルを持っていると仕事を見つけやすく副業として最適です。
ただし、編集の手間が少ない案件は報酬も低く、逆に編集の手間がかかる案件ほど報酬が高くなります。
報酬が高いからと手間のかかる案件を引き受けてしまうと作業時間が長くなり、本業に影響が出てしまう可能性もあります。
無理なく本業と副業を両立させられるよう、しっかりスケジュール管理をしなければなりません。
Webデザイナー
Webデザイナーは企業や個人から依頼を受け、ホームページのデザインを担当する仕事です。
ホームページ全体のデザインを考えたり、バナーをデザインしたりします。
特別な資格などは必要ありませんが、魅力あるデザインが求められるため高いスキルが必要な副業といえます。
HTMLとCSS、Photoshopを使う仕事ですね。私もブログの延長で勉強したことがあるけどPhotoshopはCADを扱える人なら、覚えるのが苦にならない気がしてます。
また、Webデザイナーはあくまでもデザインを担当する仕事ですが、案件によってはデザインに加えプログラミングを行ってホームページの作成、いわゆるコーディングを行うこともあります。
そのためコーディングのスキルがあればより多くの収入を狙えますね。
プログラマー
プログラマーは、PHPやPythonなどのプログラミング言語を利用してシステム開発をする仕事です。
企業から依頼を受けてシステム開発を行うため、高いプログラミングスキルと知識が必要な副業です。
その分だけ需要も報酬も高く、身につければ新たな転職の道が開けそうです。
その分、勉強するにも作業するにも時間と手間もかかるため、CADオペレーターとして働きながらプログラマーとしても働くには体力と気力が必要かもしれません。
CADオペレーターが副業するメリット
CADオペレーターにおすすめの副業を見てきました。
ここからは副業を始めることのメリットについて考えてみましょう。
副業をすることで得られるメリットとしては以下の3つが代表的です。
- 収入アップが狙える
- 人脈が広がる
- スキルや経験の幅を広げられる
副業というと収入アップを意識する人が多いと思いますがそれだけではありません。1つ1つのメリットを詳しく解説します。
収入アップが狙える
副業をすることで本業の収入に加え新たな収入源が生まれます。
月に3万円でも、1年間続ければ36万円!ボーナス1回分、稼げますね。
実際、収入アップを目指して副業を始めるという人は少なくありません。
CADオペレーターとしての収入が十分ではなく、もっと稼ぎたいという人は副業にチャレンジしてみるのがおすすめです。
収入を増やす方法はいくつか考えられますが、その1つが副業です。
人脈が広がる
人脈が広がることも副業のメリットです。CADオペレーターとして働いているだけでは関わることのなかった業界や人と出会えて、新たな世界が広がります。
将来的に独立しフリーランスとして働きたいと考えている人であれば、独立後に副業での人脈が仕事を呼び込んでくれるかもしれません。
収入アップだけはなく新しい世界に飛び込んでいくという意識を持ってみるのもいいかもしれません。
本業とは別に一定の収入を得ながら人脈を広げていけるというのは大きな魅力です。
スキルや経験の幅を広げられる
副業をすることで新たなスキルを身につけ、経験の幅を大きく広げられることもメリットです。
CADオペレーターとして働くだけでは普段の業務に必要なスキルしか得られません。
ですが副業で新たなスキルを身につけられれば自身の成長に繋がります。
スキルの幅が広がり経験を積んでいけば、転職の選択肢が広がります!
将来的に転職を決意することもあるかもしれません。
転職せずCADオペレーターを続けていくとしても副業で得たスキルや経験が活きていくでしょう。
例えば、Web関連の副業をすることでCADオペレーターの仕事にも新たな発見が生まれる可能性があります。
副業は自身を成長させる大きなきっかけになるはずです。
CADオペレーターが副業する前に知っておきたいこと
CADオペレーターが副業をする前には知っておきたいこともいくつかあります。それが以下の5つです。
- 就業規則を確認する
- 機密情報の取り扱いは慎重に行う
- 本業に影響が出ないようにする
- 怪しい募集にひっかからないようにする
- 所得が20万円を超えたら確定申告をする
これらについてしっかりと把握しておかないと、トラブルを起こしてしまう可能性もあり注意が必要です。それぞれについて詳しく解説します。
就業規則を確認する
副業を始める際は、必ず本業の就業規則を確認しておきましょう。
法的には副業をすることに問題はないのですが、企業によっては社員の副業を禁止しているところもあります。
もし自分が勤めている会社が副業禁止にもかかわらず副業をしてしまえば、就業規則に違反することになってしまいます。
懲戒処分などの厳しいペナルティが課せられる可能性もありますので注意しましょう。
また、副業禁止の場合であっても特定の副業だけが禁止されているケースもあります。この場合は内容によっては副業可能ということになります。
機密情報の取り扱いは慎重に行う
副業をしていると機密情報を扱う機会も出てきます。
一般的に副業は業務委託の形で仕事を請け負うことになるため、機密情報の取り扱いには細心の注意が求められます。
もし副業で知り得た機密情報を外部に漏らしてしまえば、クライアントから訴訟を起こされる可能性もあります。
副業で裁判沙汰となれば本業にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
CADオペレーターの場合、副業でもCAD製図の仕事を請け負ったりすれば、手書きの図面など機密情報に触れることになります。
情報漏洩が起きないよう慎重に仕事を進めましょう。
本業に影響が出ないようにする
副業を始めるとつい頑張りすぎてしまうことがあります。ですが、本業に影響が出ないよう調整しながら副業をしなければなりません。
例えば、副業を頑張るあまり睡眠時間が短くなり、本業であるCADオペレーターの業務でミスが続くようではいけません。
副業は毎日の空き時間などを使って、本業に支障をきたさない範囲で行うのが理想です。
副業によって体調を崩したり、精神的に大きなストレスを抱えたりすると負担が大きくなるので気をつけましょう!
副業を始めたばかりの頃だとスケジュール調整のバランスも掴めていないはずですので、まずは短時間で終わる簡単な仕事にチャレンジしてみるなど、無理なく働けるラインを見極めることが大切です。
怪しい募集にひっかからないようにする
副業を探す際、インターネットを活用することも多くなるでしょう。
クラウドソーシングをはじめ、SNSで副業可能な人を募集しているケースもあります。
この時に注意したいのが怪しい募集には絶対応募しないということです。
特にSNS上では『誰でも簡単に副業できる』などと書かれた、怪しい募集がああります。
例えば、「スマホ1つで簡単・高収入」などと謳う募集は危険です。
うかつに応募してしまうと詐欺被害に遭うなど犯罪・トラブルに巻き込まれる可能性が出てきます。
所得が20万円を超えたら確定申告をする
副業での所得が20万円を超えたら必ず確定申告をしましょう。
会社員の場合は会社が年末調整をしてくれているため、基本的に確定申告の必要はありません。
ですが副業の収入は本業とは別なもののため自分で確定申告しなければなりません。
勘違いしやすいのが「所得」と「収入」の違いです。
収入は副業で得た金額のことですが、所得は収入から経費を引いた金額のことを指します。
そのため副業の収入が20万円を超えたからといって必ずしも所得が20万円を超えているとは限りません。
税金に関する基礎知識は押さえておくといいですね。
まずは収入からかかった経費を引き、正確な所得を把握しましょう。その結果、所得が20万円を超えているなら確定申告を行います。
まとめ
CADオペレーターにおすすめの副業や、副業のメリット、副業を始めるにあたっての注意点などを見てきました。
副業をすることで収入アップが目指せるだけでなく、人脈を広げたり自身を大きく成長させるチャンスも生まれます。
また、副業を始める際には必ず会社の就業規則を確認し、副業をしても問題ないか確かめることも大切です。
この他、副業での所得が20万円を超えた場合は確定申告を済ませるなどにも気を配る必要があります。
本記事で紹介したポイントを押さえながら、自分に合った副業を見つけ、無理のない範囲で本業との両立を目指しましょう。
建築士の方におすすめの副業を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。