20人のドラマ好きが選んだ!建築士や建物が登場するドラマ9選


現場への移動で電車の時間長いから、合間に観られるドラマないかな?

試験勉強にも疲れたし、ドラマでも観てリフレッシュしたいな。
建築業界で働いていると、仕事の合間や休日のリラックス時間はとても貴重ですよね。
そんな時間に、建築の知識や視点を広げられる楽しみ方ができたら一石二鳥です。
そんなときにおすすめなのが「建築ドラマ」です。
ストーリーを楽しみながら、建築に関する専門的な知識や現場のリアル、設計への情熱が描かれている作品は、業界で働く人にとって刺激的で共感できるものがたくさんあります。
そこで今回は、ドラマ好き20人が厳選した「建築士や建物が登場するドラマ」のおすすめ作品を一挙に紹介します。
- 建築業界の人が共感できるおすすめの建築系ドラマ
- 作品のみどころや魅力
- ドラマ好きさんのおすすめポイント
ドラマ好きさんの感想や、どんな人におすすめのドラマかも紹介していきますのでぜひご覧ください!

※この記事は2025年10月に建築アンテナがクラウドワークスで取ったアンケートを基にしています。
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建築士が登場するドラマ7選

建築士が登場するドラマはいくつかありますが、ここでは、人気のあった順に国内ドラマを7選紹介していきます。
1.ノースライト
あらすじ
建築士・青瀬稔は「自分が住みたい家を建ててください」という依頼を受け、信濃の追分にY邸を完成させます。
だが、一年後に依頼人の吉野一家が引っ越していないことが判明。
無人の家には電話機とブルーノ・タウトゆかりの椅子だけが残され、一家失踪の謎を追うことに。
同時に青瀬の所属する建築事務所の所長には贈賄疑惑がかかり、青瀬は所長の無実を信じコンペに挑むというミステリードラマです。
ドラマ好きさんの感想
建築士・青瀬が、依頼主から特別な注文を受け「自分が住みたい家」をデザインする。
しかし、依頼主が住まない家というミステリアスな要素も加わってくる。
出来上がった家には光、風、過去などのキーワードが散りばめられていて、建築の情熱がそこには詰まっている。

ノースライト(建築用語では採光、北からの明かりを表す)というタイトル通り、光を使った演出がとても美しくて印象的でした。
「Y邸」にまつわるシーンが印象に残りました。
せっかく良い家を建てても誰も住んでいなく切ない気持ちになりました。

2.マイ・セカンド・アオハル
あらすじ
30歳でどん底を迎えた白玉佐弥子は、大学生・小笠原拓との出会いをきっかけに学び直しを決意する。
猛勉強の末に潮海大学工学部建築学科に合格した佐弥子は、建築デザイナーの夢を追いかけながら、恋に勉強に奮闘していくラブコメディです。
広瀬アリス主演で2023年10月から12月までTBS系で放送されました。
ドラマ好きさんの感想
建築を学ぶ場面や大学の雰囲気がとても良い。
またシェアハウスのサグラダファミリ家がおしゃれでセンスのいい建物・インテリアでそこもこだわって建築ドラマの世界観に入れるのでとてもおすすめ。
主人公が年齢を重ねてからもう一度青春をやり直す姿にとても共感しました。
建築士という夢を諦めず挑戦する姿勢が印象的で、大人になっても“新しいスタート”を切れるというテーマが心に響きました。
30代でもう一度大学に入り直す主人公にとても惹かれました。
高校を出てそのまま大学生になったに物語は多いが入り直すドラマはあまり見ないからです。
挑戦はいつでも遅くないと気づけました。
3.結婚できない男
あらすじ
建築士の桑野信介は仕事の評価は高く収入もありますが、偏屈で独善的、皮肉屋な性格から40代近くになっても独身。
高級マンションで気ままな独身生活を楽しんでいますが、ある女性との出会いを契機に、恋愛や結婚を模索していくことになります。
阿部寛主演で2006年にフジテレビ系で放送され、話題となった人気ドラマです。
ドラマ好きさんの感想
建築士として独立していて、自分の想像通りの家づくりを実現させようとしている姿にとても心動かされました。
主人公の桑野信介が建築士としては、かなり頑固な性格で大工といつも設計に対して口論になっているところがとても興味深いです。
一番心に残った場面は「家族が明るく暮らせる家を作りたい」と想い人の前で告白する姿です。
この時ばかりは頑固な雰囲気は一切なく素直に自分の気持ちを言っていてめちゃくちゃ素敵でした。

阿部寛にしてはめずらしい「三枚目役の建築士がいい家を作りたいだけなんです」という思いを訴えるシーンは印象に残っています。

建築デザイナーの主人公には、一癖も二癖もある役柄で、こだわりが強そうなデザイナーの印象とフィットして面白かったです。
いいなと思った空間は、癖強な建築デザイナー主人公の周りには、そのこだわりの特性を理解した部下や同僚、取引先などがいて個性を生かしている環境がうまく再現されていたところです。
思わず心を動かされた言葉は、「人生100年時代!」です。
作中でも家を作るにあたり、フィットしている言葉ですが、山あり谷あり←今ここかも。な私で、まさに今その時代を生きている自分に突き刺さります。
建築士として働く桑野の葛藤だったりが丁寧に表現されていますし、一方で建築士の日常的な場面もかなりの割合描かれていくので非常にほっこりできます。
「一人が好き」と豪語する桑野の周りに、なぜか人が集まってきてしまう姿はかなり印象的で面白いです。

4.パーフェクトワールド
あらすじ
建築士の鮎川樹は大学時代の事故で脊髄を損傷し、下半身不随で車椅子生活を送っていました。
恋愛を諦めていた樹だったが、高校の同級生・川奈つぐみと再会し、閉ざされた心が少しずつ開かれていく。
二人の前にはさまざまな困難が立ちはだかり、お互いを幸せにしたいと思うほどすれ違う。
松坂桃李と山本美月主演で2019年にフジテレビ系で放送されました。
ドラマ好きさんの感想
パーフェクトワールドは、事故で車いすになった松坂桃李が建築士になった恋愛ものですが、建築家としてのシーンは、車いすになったからこその目線、視点で考えていて、こんな人に家を建ててもらいたいと思いました。
恋人が車椅子というハンデがありながら、お互いに思いやって、問題を乗り越えて、大切に愛を育んでいくラブストーリーに感動しました。
5.大豆田とわ子と三人の元夫
あらすじ
3回結婚して3回離婚したバツ3の40歳、大豆田とわ子は中学生の娘と暮らすシングルマザーで建設会社の社長です。
とわ子のことを忘れられない3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘する姿を描くロマンティックコメディです。
松たか子主演で、脚本は坂元裕二が手がけ、2021年にフジテレビ系で放送されました。
ドラマ好きさんの感想
主人公が建設会社の社長として、設計士としての知識とセンスを活かしながら、仕事と家庭の間で揺れる姿がとてもリアルでした。
自宅のインテリアは、階高を活かした空間設計や床の高低差が見事で工夫が満載されていたように思います。
会話の中に、設計者としての誇りや孤独が滲んでいて、楽しませてもらいました。
建築やインテリアが好きな人はもちろんで、働き方や生き方に迷っている人にもおすすめです。
とわ子のように、仕事に誇りを持ちながらも人間関係に悩む姿は、女性建築士や管理職の方に共感されると思います。
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6.同期のサクラ
あらすじ
故郷の離島と本土を結ぶ橋を架けるという夢を持つ北野サクラは、大手ゼネコン・花村建設に入社します。
忖度できない性格で、どんなことにも真正面から向き合うサクラと4人の同期社員たちの10年間を、1話=1年として描く群像劇です。
高畑充希主演、遊川和彦脚本で2019年に日本テレビ系で放送されました。
ドラマ好きさんの感想
辛いなら、あんたがこの会社で女性が働きやすい環境を作ればいいというセリフが印象的でした。
7.協奏曲
あらすじ
建築家の卵・翔とその恋人・花は、鎌倉の浜辺で倒れた男を介抱します。
男の正体は翔が尊敬する著名な建築家・海老沢耕介でした。
やがて絶頂期を過ぎた耕介は花に恋心を抱き、頭角を現す若き才能・翔との間で奇妙な三角関係が始まります。
三人の運命が絡み合い協奏曲を奏でていく物語です。
田村正和、木村拓哉、宮沢りえ主演で1996年にTBS系で放送されました。
ドラマ好きさんの感想
協奏曲は田村正和さんがすごい建築家の方で、木村拓哉が弟子入りする話です。
ベテランだけど、現代の感性とは違って、頑固な考えがある田村さんに対して、才能がすごい木村さん。
今でもこんな構図は実際にもありそうだから、歴史や伝統技術と、最新の技術や柔軟な頭で建築してくれる方がいいと思いました。
ドラマもいいけどマンガも好きだ!という方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

建築やインテリアが見どころのドラマ2選

ドラマを観ていて、ストーリー以上に建物やインテリアに目が奪われてしまうこと、ありませんか?
次は、建築好きならチェックしておきたいドラマを2作品ご紹介します。
1.名建築で昼食を
あらすじ
甲斐みのりの「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を原案にしたドラマです。
カフェ開業が夢のOL・藤が、「乙女建築」巡りが趣味の建築模型士・千明と出会い、共に名建築を訪ねながら心を通わせていく。
アンスティチュ・フランセ東京や自由学園明日館など、ル・コルビュジェに師事した坂倉準三やフランク・ロイド・ライトが設計した実在の名建築が登場します。
都会にひっそりと佇む美しい建築物で味わうランチと、建築の細部に宿る美しさを堪能できる作品です。
池田エライザと田口トモロヲ主演で、2020年にBSテレ東とテレビ大阪で放送されました。
感想
旧白洲邸 武相荘や東京都庭園美術館、江戸東京たてもの園にある前川國男邸など、建築好きにはたまらない名建築が次々と登場します!
大阪編、横浜編とエリアごとにシリーズ化されているのも、まるで旅をしているような気分にさせてくれます。
観終わったら思わずロケ地巡りをしたくなるドラマです。

2.着飾る恋には理由があって
あらすじ
着飾ることで自分の居場所を感じていた主人公真柴くるみ。
さまざまな価値観の人々とルームシェアで交流しながら、恋をしたり、友情を深めていく。
インテリアメーカーの広報として働く主人公が、ミニマリストの藤野駿らとルームシェアするという設定です。
インテリアやライフスタイルの違いが物語の重要な要素となっています。
ドラマ好きさんの感想
おしゃれな部屋とか料理も毎回楽しみで、シェアハウスの雰囲気がすごく良かったです。
キラキラしてるだけじゃなくて、ちゃんと悩んだり、ぶつかったりしてる感じがリアルで共感できました。
最後のほうの、ちょっと不器用だけどあったかいやりとりにはグッときました。
人間関係や仕事でちょっと無理して頑張ってる人にぜひ見てほしいドラマです。
SNSで「ちゃんとしてる自分」を演じちゃう気持ちとか、人と比べて落ち込んだりする感じがリアルで共感できました。
恋愛も甘すぎず、大人っぽくて不器用なところが逆にぐっとくるし、登場人物たちのやりとりに何度も癒されました。
ちょっと疲れてるときや、優しい気持ちになりたいときにおすすめです。
ACTUSが美術協力として参加したドラマです。
劇中に使用されている家具がACTUSのサイトでも閲覧できるので、「こんな空間がつくりたい」と思ったときに調べられますね。

まとめ
本記事では、ドラマ好き20人が厳選した「建築士や建物が登場するドラマ」をご紹介しました。
今すぐにでも観たくなるような建築系のドラマが揃っていましたね。

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