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建築設計の面接はこれを聞かれる!よくある質問と答え方のコツ

建築設計の面接はこれを聞かれる!よくある質問と答え方のコツ
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建築女子
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建築設計の転職って、面接ではどんなことを聞かれるんだろう

建築男子
建築男子

どう答えればいいのかな。事前に準備しておきたい

建築設計の面接では、コミュニケーション能力や仕事への姿勢も重視されるため、きちんと答えておきたいものですね。

そこで今回は、建築設計の面接でよく聞かれる質問や回答例、面接官が確認したいポイントについて詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 建築設計の面接でよく聞かれる質問内容と答え方のコツ
  • 面接で好印象を与えるための回答のポイント
  • 面接で避けるべき逆質問の内容

面接はいつも緊張してしまう!でもうまく答えて第一志望の企業に受かりたい!という方はぜひご覧ください。

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建築設計の面接でよく聞かれる9つの質問

建築設計の面接でよく聞かれる質問

建築設計の面接では、あなたのスキルや人柄、志望動機などを確認するための質問がされます。具体的には以下のような内容です。

  1. 自己紹介
  2. 職務経歴
  3. 建築設計に就きたい理由
  4. 会社に応募した志望動機
  5. これまで関わってきたプロジェクト
  6. 長所と短所
  7. 入社後のキャリアプラン
  8. 一級・二級建築士の資格について
  9. 他に応募している会社

面接で答えに詰まらないように、確認していきましょう。

1.自己紹介

質問例

まずは簡単に自己紹介をお願いします

回答例:

〇〇と申します。

大学で建築学科を専攻し、卒業後は設計事務所で木造住宅を中心に5年間設計業務に携わってまいりました。

本日はよろしくお願いいたします。

自己紹介は面接の冒頭で必ず聞かれる質問で、第一印象を決める重要な場面です。

氏名と簡単な経歴を1〜2分程度でまとめて伝えましょう。

ポイントは、ただ名前を言うだけではなく、これまでの職歴を簡潔に話すことです。

また、話す際は明るくハキハキとした口調を心がけましょう。

だらだらと長く話すと印象が悪くなるため、手短にまとめることが大切です。

2.職務経歴

質問例

これまでどのような業務に携わってきましたか

回答例:

主に木造2階建て住宅の設計を担当し、月に2棟程度、基本設計から実施設計、確認申請業務などを行ってきました。

特に施主との打ち合わせを重視し、要望にあったプランの提案や空間づくりに力を入れてきました。

また、造作家具や内装のタイルなど、デザイン性を高める提案も積極的に行っていました。

面接官は、あなたが実際にどのような業務をこなせるのかを見極めようとしています。

あなたの実績や成果が伝わる回答ができるとGoodです!

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また、「年間◯棟」や「〇〇㎡程度の店舗」など、数字を使って具体的に伝えると、より説得力が増します。

3.建築設計に就きたい理由

質問例

なぜ設計の仕事を志望したのですか

回答例:

施工管理として建築現場に携わる中で、設計の段階での判断が建物の使いやすさや施工性に大きく影響することを実感しました。

そのため、現場で培った知識を活かし、設計の立場からより良い建物づくりに関わりたいと考えるようになりました。

人の暮らしに直接関わるプランの提案を、自分の手で形にできる点に魅力を感じています。

施工管理やCADオペレーター、インテリア系など違う職種から転職する場合には、建築設計職を志望する理由を聞かれることがあります。

この質問には、これまでの経験を踏まえて、なぜ設計の仕事を選びたいのかを伝えることが大切です。 

4.会社に応募した志望動機

質問例

弊社を志望された理由を教えてください

回答例:

御社が手がけた〇〇を拝見し、周辺環境との調和を大切にする設計理念に強く共感しました。

また、ホームページで若手にも大きな裁量を与え、チャレンジを後押しする社風を知り、自分も成長できる環境だと感じました。

これまで培ってきた設計の経験を活かして、地域に根ざした建築づくりに貢献したいと考えています。

志望動機では、数ある設計事務所や建設会社の中で、なぜその会社を選んだのかを具体的に伝えることが大切です。

事前にホームページや実績を調べて、その会社ならではの特徴や強みに触れながら答えましょう。

その会社で自分がどんなふうに貢献できるのか、どんな価値を提供できるのかまで言及できると、面接官の印象に残る回答ができますね。

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例えば、住宅系の志望動機であれば履歴書に書いた内容を答えるというのも方法の1つです。

志望動機のまとめ方については、以下の記事でも詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

【転職】住宅設計職の志望動機の書き方!ケース別の例文・NG例も紹介
【転職】住宅設計職の志望動機の書き方!ケース別の例文・NG例も紹介

5.これまで関わってきた案件

質問例

印象に残っている物件について教えてください

回答例:

特に印象に残っているのは、3世代が暮らす3階建て住宅の設計です。

防火地域の案件で制限が多くありましたが、各世代のプライバシーを確保しつつ、家族が自然と集まるLDKを中心とした間取りを提案しました。

施主からは『家族の会話が増えた』と大変喜んでいただけました。

また、予算の制約がある中で、吹き抜けを効果的に配置することで、コストを抑えながらも開放感のある空間を実現できた点に手応えを感じています。

具体的なエピソードや工夫した点を交えて話すことで、あなたの設計力や課題解決力をより印象的にアピールできますよ。

6.長所と短所

質問例

あなたの長所と短所を教えてください

回答例:

長所は、細部まで丁寧に確認する几帳面さです。

図面作成では寸法や納まりを何度もチェックし、施工段階でのトラブルを未然に防ぐよう心がけています。

短所は、慎重になりすぎて判断に時間がかかることです。

現在は優先順位を明確にし、重要な部分とそうでない部分を見極めることで、効率的に業務を進められるよう改善に取り組んでいます・

長所と短所に関する質問は、あなたの自己分析力や客観性を確認するためのものです。

面接官は完璧な人間を求めているわけではないので、自分の弱点を正直に伝えつつ、どのように改善に取り組んでいるかを具体的に示しましょう。

7.入社後のキャリアプラン

質問例

入社後、どのようなキャリアを築いていきたいですか

回答例:

まずは貴社の設計手法や業務フローをしっかりと習得し、戦力として貢献できるよう努めます。

3年後を目処に一級建築士の資格を取得し、より責任のあるポジションでプロジェクトを担当したいと考えています。

将来的には、住宅設計で培った経験を活かしながら、公共施設や商業施設など、より多くの人に影響を与える建築に挑戦していきたいです。

入社後のキャリアプランを聞かれた際は、将来のビジョンを具体的に描けていることをアピールしましょう。

短期的な目標と長期的な目標の両方を示すと、計画性があると評価されます。

8.一級・二級建築士の資格について

質問例

今後、◯級建築士の取得は考えていますか?

回答例:

現在、二級建築士の資格を取得しています。

今後は一級建築士の取得を目指し、より大規模な案件や責任のある業務を担っていきたいと考えています。

資格を取得する予定があるときには、受験する予定や学習への意欲を伝えましょう。

資格を通して「どんな建築に携わりたいか」「どのようにスキルを広げたいか」まで話せると、キャリアの方向性を明確に伝えられますね。

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9.他に応募している会社

質問例

他にも応募されている企業はありますか

回答例:

はい、建築設計職を中心に3社ほど応募しております。

いずれも住宅設計を主軸とする企業で、私のこれまでの経験を活かせる環境を探しています。

複数の企業を受けていることは一般的なので、隠す必要はありません。

なお、第一志望の企業であれば、「御社が第一志望です」とはっきり伝えておくのもおすすめです。

建築アンテナでは、建築設計の転職で成功した人にインタビューを行っています。

リアルな転職のエピソードは、「インタビュー記事まとめ」から、ぜひご覧ください。

建築設計の面接対策!質問に回答するときの3つのポイント

面接で好印象を与えるためには、回答の内容だけでなく、伝え方も重要です。

ここでは、回答する際に意識すべきポイントを紹介します。

  • 質問に対して簡潔に回答する
  • 前職のネガティブな点の伝え方には注意する
  • 学習意欲があることをアピールする

1つずつ見ていきましょう。

1.質問に対して簡潔に回答する

面接では、質問に対して簡潔に答えることが大切です。

ダラダラと長く話すと、要点が伝わらず、コミュニケーション能力が低いと判断される可能性があります。

回答する際は、まず結論を先に述べ、その後に理由や具体例を加える構成を意識しましょう。

たとえば「志望動機は〇〇です。なぜなら△△という経験があり、貴社でその経験を活かしたいからです」といった形です。

この「結論ファースト」の話し方は、ビジネスシーンでも重要なスキルとされています。

また、面接官の表情や反応を見ながら、話の長さを調整することも必要です。

相手が興味を持っていれば詳しく話し、そうでなければ簡潔にまとめる柔軟性を持ちましょう。

2.前職のネガティブな点の伝え方には注意する

前の会社や上司について否定的な発言をするのは避けましょう。

たとえ本当の気持ちであっても、不満や批判ばかりを口にすると、協調性がないと判断されてしまいます。

退職理由を聞かれた際は、前向きな表現に言い換えてみてください。

「残業が多かった」

「人間関係が悪かった」

「ワークライフバランスを整えながら、効率的に業務に取り組みたい」

「チームワークを大切にする環境で働きたいと考えた」

新しい職場に対して、前向きな姿勢を示すことが大切です。

3.学習意欲があることをアピールする

建築設計の分野は、法規制が度々起こったり新しい素材が出てきたりと、常に学び続ける姿勢が求められます。

そのため、面接では、学習意欲があることを積極的にアピールしましょう。

たとえば「現在、一級建築士の資格取得に向けて勉強しています」や「BIMソフトの操作スキルを独学で習得中です」といった具体的な取り組みを伝えると効果的です。

また、建築系の職種は、転職のタイミングも重要です。いつ転職活動を始めるか迷ったらこちらの記事もぜひご覧ください。

建築士が転職するタイミングは?自分なりの時期の見極め方!
建築士が転職するタイミングは?自分なりの時期の見極め方!

建築設計の採用面接でしてはいけない「逆質問」

面接の最後には、応募者から企業への質問時間が設けられることがほとんどです。

「逆質問」は、あなたの関心や意欲を示す重要な機会ですが、内容によっては逆効果になることもあるため注意が必要です。

調べれば分かる基本的な内容

「どのような事業をされていますか?」

「従業員数は何名ですか?」

企業研究が不足している印象を与えるため、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

待遇・条件ばかりを気にする質問

「残業は多いですか?」

「有給休暇は取りやすいですか?」

「ボーナスは年何回ですか?」

条件面だけに興味があると思われかねません。

気になる気持ちはよくわかりますが、質問の仕方には工夫が必要です。

たとえば、次のように前向きな聞き方に言い換えるのも方法の1つです。

「繁忙期と閑散期の働き方の違いについて教えていただけますか?」

「お休みはどのように取得されている方が多いですか?」

「社員の方の頑張りをどのように評価・還元されているか教えてください」

また、条件の交渉をしたいときには転職エージェントを活用するのも方法の1つです。

建築設計職に転職するときにおすすめの転職エージェントは、以下の記事からご覧ください。

建築設計におすすめの転職エージェント5選!選び方のポイントも解説
建築設計におすすめの転職エージェント5選!選び方のポイントも解説

ネガティブ・自信のなさが伝わる質問

「未経験ですが大丈夫でしょうか」

「ついていけるか不安なのですが」

「離職率はどのくらいですか」

意欲が低いと見られてしまうため、控えた方が無難です。

また、経歴にブランクがあると面接でどう答えればいいのか迷ってしまうこともありますよね。

ブランクからの再就職をするときのコツを、以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

「ブランクがあるから不安…」そんな建築士に知ってほしい再就職の面接対策
「ブランクがあるから不安…」そんな建築士に知ってほしい再就職の面接対策

まとめ

建築設計の面接では、コミュニケーション力や主体性、粘り強さ、建築への情熱など、総合的な人間性が評価されます。

自己紹介や志望動機、職務経歴といった定番の質問には、具体的なエピソードを交えながら簡潔に答えることが大切です。

また、前職のネガティブな点は避け、常に前向きな姿勢を示すことで、面接官に良い印象を与えられますよ。

準備を重ねた分だけ自信につながります!

あなたらしい言葉で、新しい職場への思いを伝えてみてくださいね。応援しています!!

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ハウスメーカーの建築士→設備設計補助→建築CADオペレーターとして独立。 働き方を模索する中で、たくさん悩んで行動したことが今の仕事にもつながっています。後輩の転職相談に乗った経験も多数あります。
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