建築士の私がWebライター未経験から副業で5万円を得るまでにしたこと
Webライターってどんな仕事?簡単に始められるの?
副業で月に5万円稼げたら、楽になるのにな。
建築の知識は活かせる?
結論から伝えると、建築士が副業するならWebライターはおすすめです。
案件によっては実務での経験も活かせますし、やり方次第では高単価を狙うこともできます。
文章書くのムリ!と苦手意識のあった私の体験談をお伝えします!
時間や場所を問わずに、PC1台とネット環境さえあればできるWebライターに、興味がある方はぜひご覧ください。
- Webライターの副業で収入を得るまでに私がしたこと
- 副業するなら知っておきたいクラウドソーシングサイト
- 建築士にWebライターをすすめる理由
建築士の私が未経験からWebライターの副業を始めたきっかけ
Webライターを始める1年ほど前、自宅を建築するときにamebaで「家づくりブログ」を書いていました。
amebaブログで文章を書く楽しさを覚えて、週に2,3回更新する日々が約1年ほど続いた頃です。
たまたま、私のブログを読んだ家具メーカーの方から、「画像付きでお持ちのダイニングテーブルのレビューを書いてくれませんか?2,000円の謝礼をお渡しします」という連絡が来たのです。
私にとって、このレビュー執筆が、はじめて文章を書いてお金をもらった経験です。
そもそも理系出身ですし、文章にはまったく自信ありませんでした。
駄文しか生み出せないと思っていた私が、文章書いて自分がお金をもらえるとは!!
と、とても嬉しかったのを覚えています。
そこから副業でWebライターになる方法を探し、本格的にはじめることにしました。
建築士の私が未経験からWebライターの副業で収入を得るためにした5ステップ
Webライターで収入を安定化させるために、やってみて効果的だったものを抜粋すると下記です。
クラウドワークスに登録してWebライターをスタート
単価に捉われずにチャレンジ
オンラインのWebライター講座を受講
ポートフォリオを作って応募
納期通りに納品して継続案件をゲット
1つずつ、紹介します。
1.クラウドソーシングサイトに登録する
まずWebライターを始めるために、クラウドソーシングサイトのクラウドワークスとランサーズに登録しました。
クラウドワークスにはライティング案件が多数掲載されていて、未経験でも挑戦しやすい仕事を多数みつけることができます。
クラウドソーシングサイトの選び方を詳しく知りたい方は、ここから記事の後半にジャンプしてください。
しかし、クラウドソーシングはアンケート回答のものや低単価案件、悪質クライアントもいるので、しっかり見極める目を持つことも重要だと学びました。
初月はドラマのあらすじを書く仕事で、月2,000円程度でした。。けど諦めない!
正直、微妙な案件を受けて低単価案件に力を費やすという遠回りもしました。時間と労力を取り戻したい!!
2.とにかく案件を受けてみる
最初は、ジャンルにこだわらずに、とにかく数をこなして収入アップを狙いました。
実際に記事を書いてみると、どういう案件なら自分は書けるのか、感覚が掴めてきます。
応募して受託できないことも多々あるので、とにかく応募!受かったら書きながらまた応募を繰り返すのがコツです。
3カ月目で月2万円稼げるようなったけど、書くのに時間かかりすぎ!!!
これでは続けていくのがツライ、私生活の時間を使っているので、効率よくやらないとダメだと実感。。!
3.Webライティングを学ぶ
実際に案件をこなす中で、Webライティングのスキルを本格的に学んだほうが単価アップにつながることに気づきました。
よく目にする「文字単価2.0円」という案件に必ず書かれているのは「SEOの知識がある方」という限定条件。
「SEO?セオ?なにそれ美味しいの?」状態だった私は、オンラインのWebライター講座を受講することに決めました。
Webライター講座は、自分への投資!ぜったい元取るぞ!
と意気込みもあったので、無事に終えることができました。
Webライターの講座で、論理的思考なども身につけられたのもありがたいことだと思います。
4.実績を作る
オンラインのWebライター講座と並行して取り組んだのは、実績作りです。
クラウドソーシングの評価は5,0をキープすることに注力。
また、執筆した記事をポートフォリオにして、少しずつ文字単価の高い案件に応募することを繰り返していきました。
とにかく続けて実績を作る、次に応募して納品〜〜の繰り返し。
執筆した記事をポートフォリオとして活用できるかはクライアントに確認することをおすすめします。
5.継続案件を受託する
継続案件を受託すると、Webライターでの収入が安定するようになります。
初めは単発の案件がほとんどでしたが、クライアントとの信頼関係が築けるようになり、継続依頼が増えてきました。
特に、私の場合は、建築の知識を活かせるリフォームや家づくり案件に積極的に応募したことも、収入の安定につながったのだと思います。
6カ月目から10カ月目ごろには、月に5万円を達成できるようになりました!
そのあとも、継続と学習を繰り返し、5年目の今では月に20万を達成できています。
Webライティングは、間違いなく私の収入の柱の1つです。
建築士がWebライターを始めるなら登録したい3つのクラウドソーシングサイト
Webライターの仕事を受託するには、X(Twitter)やブログを活用する方法もありますが、やはり始めはクラウドソーシングサイトを利用するのがおすすめです。
ここでは、登録しておきたいクラウドソーシングサイト、以下の3つを紹介します。
クラウドソーシングサイトは、間口を広めるためにも2〜3個登録しておくのがおすすめです。
クラウドワークス
出典:クラウドワークス公式サイト
利用料 | 無料 |
システム手数料 | 契約金額に応じて5〜20% |
特徴 | Webライター検定3級を無料で受験可能ワーカー向けの講座が充実 |
クラウドワークスは、国内最大級の案件数を誇るクラウドソーシングサイトです。
Webライティングだけでなく、データ入力やアンケートなど、幅広いジャンルの依頼があります。
Webライター向けには、クラウドワークス内で表示される「Webライター検定3級」が無料で受験でき、講座が充実しているなど、サポートが手厚いのも特徴です。
どこに登録するか迷ったら、まずはクラウドワークスの登録をおすすめします。
クラウドワークスの登録方法や稼ぐコツは、以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください。
ランサーズ
出典:ランサーズ
利用料 | 無料 |
システム手数料 | 契約金額の一律16.5% |
特徴 | 迷惑行為や規約違反を通報できる報酬支払いの安全性が高い |
ランサーズは、クラウドワークスと並んでWebライターの登録者数もライティング案件も多いサイトです。
そのため、クラウドワークスとランサーズのどちらにも登録しているWebライターが多くいます。
また、質の悪いクライアントを通報できる仕組みがあるため、安全性の高い取引がしやすいのも特徴です。
ココナラ
出典:ココナラ
利用料 | 無料 |
システム手数料 | 契約金額の22% |
特徴 | 個人間取引が多いWebライティング以外にも建築士がスキルを販売している例が多数ある |
ココナラは、スキルを個人同士で売り買いできるフリーマーケットです。
副業としてWebライティングを始めたい方や、スキマ時間を活用して収入を得たい方にぴったりのプラットフォームです。
また、ココナラにはWebライティング以外にも、『建築士による間取りチェック』や『手書きのパース図作成』といった、スキルを販売している例が多数あります。
副業の幅を広げたい方には、ココナラをおすすめします。
建築士が未経験からWebライティングを学ぶ3つの方法
実体験の部分でも少しお伝えしましたが、Webライティングを学ぶ方法には、主に以下の3つがあります。
- 講座で学ぶ
- 本で学ぶ
- YouTubeで学ぶ
いくつかの方法を並行して実践してみてはいかがでしょうか。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
1.講座で学ぶ
Webライター向けのスクールも多く存在しているため、受講を検討するのも一つの手です。基礎から応用まで、体系的に学ぶことができ、Webライティングの全体像を把握しやすいのが魅力です。
メリット | デメリット |
講師に直接質問できる プロに添削してもらえる 他の受講生と交流できる | ・費用が高い ・時間が固定されることがある |
2.書籍で学ぶ
Webライターや文章を書くための本、論理的思考の整理術などは、書籍でも学ぶことができます。
スキマ時間を活用しながら効率的に学ぶには、本がおすすめです。
メリット | デメリット |
自分のペースで学習できる 費用を抑えられる 一度購入すれば何度でも見返せる | ・質問がしにくい ・実践的なスキルを身にづけづらい ・情報が古い可能性がある |
3.YouTubeで学ぶ
YouTubeでは、Webライティングの情報を公開している人が多数います。
まずは、無料で視聴できるコンテンツを利用するのも方法の1つです。
メリット | デメリット |
無料で学べる 様々な講師のスタイルから選べる スキマ時間を活用できる | ・体系的な学習が難しい ・情報の質は玉石混交 ・実践的なスキルが身につきづらい |
建築士にWebライターをすすめる3つの理由
Webライターを始めようかなと思っている方にすすめる理由は、以下の3つです。
- 仕事での知識や経験を活かせる
- 高単価が目指せる
- PCさえあれば始められる
それぞれ、詳しく解説していきます。
1.仕事での知識や経験を活かせる
Webのライティングではリサーチ(情報収集)をして記事を書き始めるのが基本です。
しかし、これまで仕事で扱ってきたジャンルの知識があれば、リサーチにかかる時間が少なくて済みます。
例えば、私は本業が建築系ですので、実際に執筆したことがあるのは以下のようなテーマの記事です。
- 給湯器のおすすめの買い替え時期はいつか
- 新築住宅を建てるときに長期優良住宅は取るべきか
- 土地選びをするなら知っておきたい用途地域について
建築士の実務経験がある方なら、家づくりやリフォームの記事はスラスラ書けそうな気がしませんか。
また、記事執筆で2025年の省エネ基準改正について詳しく調べたこともあります。
反対に、Webライティングで調べたことが本業に活きているので、相乗効果が生まれています。
2.高単価が目指せる
Webライターは、始めてすぐには高収入とはなりにくい仕事ですが、やり方次第では以下2つの方法で高収入が目指せます。
- 専門家としてWeb記事を監修する
- 文字単価の高い建築ライターになる
例えば、私のジャンルで言えば、建築士として事務所登録をしていてプロフィールを掲示できる方は、監修記事を受注するのも方法の1つです。
私は二級建築士ですし顔出しする勇気がないため、監修記事を受けた経験はありませんが、独立している人にはおすすめです。
クラウドソーシングでの監修記事相場は、記事1本につき2〜3万円程度です!
独立していたり自分のお店を持っている方であれば、新たな顧客を獲得できる可能性も秘めている方法ですね。
また、建築ライターなどの専業ライターとして取材記事が書けるようになれば、文字単価の高い案件も受託できます。
けれど、高収入になる程、執筆にも時間や労力がかかり、責任も重くなります。
本業が忙しい方は、両立が難しくなることには注意が必要です。
3.PCさえあれば始められる
建築で言えば、パース図やCAD製図を副業ではじめようと思うと、ソフトや高性能のパソコンが必要で、初期投資がかかることも少なくありません。
Webライターは、パソコンとインターネット環境があれば、すぐに始められます!
また、プログラマーやWebデザイナー、動画編集など、他の人気の副業と比較しても学ぶコストや時間をかけずに済みます。
もしWebライターが自分に合わないと思ったときでも、初期投資が少ない分、落胆することも少ないかもしれません。
副収入を得るのに建築士にWebライターの仕事はおすすめ
Webライティングは、時間も場所も自由に使える仕事です。
仕事の知識が使える案件もあり、やり方次第では高単価が狙えます。
ぜひあなたも、Webライターデビューしてみませんか?
- 建築の知識が記事執筆に役立ち、リサーチ時間を短縮できる
- 専門家として監修記事を受注すれば高単価を狙える
- PCとネット環境さえあれば始められる
- プロから学び、体系的にスキルを身につける「Webライター講座」
- 自分のペースで学習し、コストを抑えられる「書籍」
- 体系的な学習はできなくても無料で学べる「YouTube」