建築士の私がWebライター未経験から副業で5万円を得るまでにしたこと
kohaku
建築アンテナ
Webライターとブログやるならどっちがいい？併用がおすすめの理由とブログの始め方
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Webライターを始めたいけど、何から始めればいいの？
実績がないのに、どうやって仕事を取ればいいんだろう？
これからWebライターとして活動を始めようと考えている方にとって、こうした悩みはよくあるもの。
特に建築業界などの専門職で副業を考えている方なら、なおさら不安に感じるかもしれません。
そんな方にぜひ試していただきたいのが、ブログの運営です。
「え、ブログ？何それ、日記でも書くの？」と思われるかもしれませんが、これが意外と（いや、かなり）効果的なんです。
ブログ運営は、Webライターとしてのスキルアップと実績作りを同時に行える、まさに一石二鳥の方法
今回は、なぜWebライターを始めるならブログがおすすめなのか、その6つの理由と具体的な始め方について詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- なぜブログ運営がWebライター成功への最短ルートなのか
- 初心者でも迷わないブログの始め方
- ブログ運営を継続するためのコツと注意点
Webライターにブログをおすすめする6つの理由
なぜWebライターを目指す人にブログ運営をおすすめするのか、理由は多岐にわたりますが、特に重要な6つのポイントをご紹介します。
どの理由も、あなたのライター人生を大きく左右する重要な要素です。
ブログをおすすめする理由
- ライティングの練習になる
- ポートフォリオになる
- SEOやWebマーケティングの実務経験を得られる
- 自分の専門分野情報を発信できる
- WordPressを使う練習になる
- ブログの運営が上手くいけば収益化もできる
「本当に必要？」と半信半疑の方も、読み進めれば納得していただけるはずです。
1. ライティングの練習になる
Webライターにとって最も重要なのは、質の高い文章を書く技術。
当たり前といえば当たり前ですが、これを鍛える場所が意外と少ないんです。
ブログ運営では、定期的に記事を書く必要があるため、自然とライティングスキルが向上します。
クライアントワークでは「ここ直して」「もう少し分かりやすく」なんて修正依頼を受けることもありますが、ブログなら自分のペースで試行錯誤しながら文章力を磨くことが可能。
まさに自分だけのライティング道場といったところでしょうか。
さまざまなジャンルの記事を書くことで、幅広い文体やトーンに対応できる柔軟性も身につきます。
読者からのコメントやSNSでの反応を通じて、どのような文章が読者に響くのかを肌で感じることができるのも大きなメリットです。
生の反応ほど勉強になるものはありません。
2. ポートフォリオになる
Webライターとして仕事を獲得する際、クライアントが最も重視するのは実績とスキル。
でも未経験者にとって「実績を見せて」と言われても、「え、ないんですけど…」となってしまうのが現実。
ブログ記事は、あなたのライティングスキルを証明するポートフォリオになります。
記事の品質、更新頻度、扱っているテーマなどから、クライアントはあなたの実力を判断できます。
特に、建築関連の知識を活かした住宅・不動産分野でブログを運営している場合、その分野での案件獲得において大きなアドバンテージになりますよ。
「この人は実際にこの分野について詳しく書いている」という信頼性が、案件受注に直結します。
3. SEOやWebマーケティングの実務経験を得られる
現代のWebライターには、単に文章を書くスキルだけでなく、SEO（検索エンジン最適化）やWebマーケティングの知識が欠かせません。
ブログ運営を通じて、以下のような実務経験を積むことができます。
ブログを通じて得られるスキルは、クライアントから高く評価され、文字単価の向上や継続案件の獲得につながる重要な要素です。
4. 自分の専門分野情報を発信できる
Webライターとして差別化を図るには、特定の分野での専門性が重要。
「何でも書けます！」というライターより、「この分野なら任せて」というライターの方が、クライアントには魅力的に映ります。
ブログを通じて、あなたの得意分野や興味のある分野について継続的に情報発信することで、その分野のエキスパートとしてのブランディングにもつながります。
例えば、建築業界でのご経験がある方なら、リフォームや新築に関する実体験を交えた記事を書くことで、住宅・不動産分野での案件を獲得しやすくなるでしょう。
「現場を知っている人」の強みは絶大です。
専門性の高いライターは、一般的なライターよりも高単価で仕事を受注できる傾向があります。差別化戦略として非常に有効です。
5. WordPressを使う練習になる
多くのWebライター案件では、WordPressでの入稿作業が求められることが一般的です。
「ワードプレスとは？？」なんて言っていては、案件の幅が狭まってしまいます。
ブログをWordPressで運営することで、以下のスキルを身につけられます。
WordPressを使えることは、Webライターとしての基本スキルの一つ。
実際に自分のブログで練習しておくことで、クライアントワークでもスムーズに作業を進められます。
操作に慣れておけば、案件受注時の大きな武器になること間違いなしです。
6. ブログの運営が上手くいけば収益化もできる
ブログが軌道に乗れば、アフィリエイト広告やGoogleアドセンスなどを通じて収益を得ることができます。
練習を重ねながら収入も見込めるという、実用的なメリットが。
また、ブログから直接お客様を獲得できる可能性も。
記事の質が高く、専門性が認められれば、読者から直接執筆依頼を受けることも珍しくありません。
収入源が増えることは、フリーランスとして活動する上で大きな安心材料になるでしょう。
Webライターがブログを始めるための10のステップ
ブログを始めることで得られるメリットを理解したところで、具体的な始め方を見ていきましょう。
「よし、やってみよう！」と思っても、何から手をつければいいか分からないもの。
初心者でも迷わず進められるよう、10のステップに分けて詳しく解説します。
ブログを始めるためのステップ10
- ブログで取り扱うテーマや分野を決める
- ブログのタイトルやドメイン名を決定する
- ブログを立ち上げる
- WordPressのテーマを選定する
- ブログ運営のための初期設定をする
- プロフィールページを充実させる
- 記事を作成する
- 広告サービスに登録する
- GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを使う
- 記事の更新と改善を繰り返す
1. ブログで取り扱うテーマや分野を決める
まず最初に、ブログのテーマを決めましょう。
「何でも書きます」ブログは、結局「何も印象に残らない」ブログになりがち。
以下の観点から選ぶことをおすすめします
一つのテーマに絞る必要はありませんが、3つ程度に収めることで、ブログの方向性が明確になります。
建築関連の知識があるなら、住まいやリフォーム、DIYなどのテーマもチェックしてみてください。
2. ブログの名前やドメイン名を決定する
ブログのタイトルは、あなたのブログの「顔」となる重要な要素です。
第一印象で「なんか面白そう」と思わせられるかが勝負。以下の点を意識して決めましょう。
- 覚えやすく、親しみやすい名前
- 扱うテーマが分かりやすいもの
- 独自性があり、他のブログと差別化できるもの
ドメイン名は、ブログタイトルと関連性があり、短くて覚えやすいものを選びましょう。
「.com」や「.jp」などの一般的な拡張子がおすすめです。
変に凝った拡張子を選ぶと、後で「あれ、なんだっけ？」となることも。
3. ブログを立ち上げる
ブログサービスには、無料ブログと有料ブログ（独自ドメイン）があります。
Webライターとしてのポートフォリオ作成が目的なら、WordPressでの独自ドメインブログ一択です！
無料ブログでも始められますが、本気でライターを目指すなら多少の投資は必要です。
主要なレンタルサーバーでは、WordPressの簡単インストール機能が提供されているため、初心者でも比較的簡単にブログを立ち上げることができます。
4. WordPressのテーマを選定する
WordPressテーマは、ブログのデザインと機能を決める重要な要素です。
洋服を選ぶような感覚で、あなたのブログに合うものを選びましょう。
以下の基準で選ぶと失敗が少ないです。
初心者には、無料テーマの「Cocoon」や有料テーマの「SWELL」「JIN:R」などが人気。
ちなみにこのブログは、JIN:Rを使っています！
機能性とデザイン性のバランスを考慮して選択しましょう。
5. ブログ運営のための初期設定をする
ブログを立ち上げたら、以下の初期設定を行いましょう。
少し手間に感じるかもしれませんが、最初にきちんと設定しておくことで、後々の運営がスムーズになります。
初めて見る用語ばかりで戸惑うかもしれませんが、一つずつ確実に設定していけば大丈夫です。
6. プロフィールページを充実させる
読者があなたについて知るための重要なページ。「どんな人が書いているんだろう？」という疑問に答える場所です。
以下の内容を含めましょう。
Webライターとしての案件獲得を考えている場合は、実績や提供できるサービスについても記載しておくのもおすすめです。
謙遜しすぎず、適度に自分をアピールしましょう。
7. 記事の作成をする
いよいよ記事作成の段階です。ここからが本当のスタートラインになります。以下のポイントを意識して書きましょう。
- 読者の悩みや疑問に答えるテーマを選ぶ
- 読みやすい文章構成にする
- わかりやすい画像や図、表を入れる
最初から完璧な記事を書こうとする必要はありません。
まずは公開することを優先して、完璧を目指さずに書いてみましょう！
後から、いつでも修正できます！
継続的に記事を書くことで、自然とライティングスキルも向上していきますよ。
8. 広告サービスに登録する
ブログの収益化を図るため、以下のサービスに登録しておきましょう。
- Googleアドセンス：クリック型広告
- A8.net：日本最大級のASP
- もしもアフィリエイト：初心者に優しいASP
- バリューコマース：優良案件が豊富
ただし、ある程度記事数が増えてから申請することをおすすめします。10記事程度は目安として準備しておきましょう。
9. GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを使う
これらのツールを活用して、ブログのパフォーマンスを分析。「数字は苦手…」という方も、慣れれば意外と面白いものです。
- どの記事がよく読まれているか
- どのキーワードで検索されているか
- 読者の行動パターンはどうか
データを基に記事の改善を行うことで、より価値のあるブログに成長させることができます。勘に頼らず、数値に基づいた改善をしましょう。
10. 記事の更新と改善を繰り返す
ブログ運営において最も大切なのは、何よりも「続けること」です。
「継続は力なり」という言葉があるように、日々の積み重ねが成果につながっていきます。
そのためには、無理のないペースで定期的に記事を更新することが大切です。
たとえば週に1〜2回でも全然いいんです！
また、過去に書いた記事も放置せず、情報を見直したり内容をアップデートしたりすることで、記事全体の質が向上します。
継続は簡単そうに見えて、実は最も難しいことのひとつです。
それでも、続けることができれば、着実に成果が見えてくるはずです。
Webライターがブログを継続するときの注意点
ブログを始めることは比較的簡単ですが、継続することは思っている以上に大変です。
多くの人が途中で「もういいや…」となってしまう理由と、それを避けるための注意点をご紹介します。
1. 完璧主義になりすぎない
記事を丁寧に仕上げたいという気持ちは大切ですが、完璧を求めすぎると、公開が遅れてしまうこともあります。
最初は7割程度の完成度でも構いません。
まずは公開し、必要に応じて見直していくという柔軟な姿勢を持ちましょう。
2. 他人と比較しすぎない
他のブログと自分を比べて落ち込んでしまうことはよくありますが、それにとらわれすぎないようにしましょう。
ブログの運営には人それぞれペースがあります。
大切なのは、少しずつでも自分の歩幅で継続し続けることです。
3. 収益化を急がない
ブログで収益を得るまでには、一定の時間と積み重ねが必要です。
短期間で成果を出そうと焦るより、まずは読者にとって価値のある内容を丁寧に発信することが大切です。
信頼を築くことが、将来的な収益につながっていきます。
4. 読者のことを第一に考える
自分が書きたいことだけに偏らず、読者がどんな情報を求めているのかを考える姿勢が大切です。
読み手の視点に立つことで、内容に深みが生まれます。
日記的な記録ではなく、有益な情報を届ける意識を持つことが信頼につながります。
5. 継続可能なペースを維持する
無理なスケジュールを組むと続きません。
「毎日更新」なんて無謀なことは考えず、現実的な更新頻度を設定することが重要。
無理のないスケジュールを設定し、自分のペースで続けることが大切です。
細く長く取り組むことで、自然とブログも成長していきますよ。
まとめ
Webライターを目指すなら、ブログ運営は非常に有効な手段です。
ライティングスキルの向上、ポートフォリオ作成、SEO知識の習得、そして収益化の可能性まで、まさに一石何鳥という感じ。
最初は時間と労力が必要ですが、継続することで必ずあなたのWebライターとしてのキャリアにもプラスに働くはずです。
今回紹介した10のステップを参考に、ぜひブログ運営を始めてみてください。
ブログを始めるなら、初心者にも使いやすく信頼性の高い「エックスサーバー」がおすすめです。
Webライティングもブログも同時にはじめて、スキルアップの相乗効果を狙ってみてください。
about me
ハウスメーカーの建築士→設備設計補助→建築CADオペレーターとして独立。
働き方を模索する中で、たくさん悩んで行動したことが今の仕事にもつながっています。後輩の転職相談に乗った経験も多数あります。
